アレルギー患者、改善の道
ぐっすり眠る会では、薬だけに頼らずに、家庭でのライフスタイルの改善によって、アレルギー患者の改善を目指せないかという研究をしてきた。
その理由として、アレルギー患者のほとんどが、ハウスダストやダニなどでアレルギー反応をおこしている現実だからである。
それらを薬で、症状を止めたとしても、根本的な原因が改善されていないためになかなか、改善までにいたらないのが現実である。
そこで、ライフスタイルの改善をもとに、医学的なデーターをプラスして、環境の大切さが伝わればと思い、研究結果を記載します。
<30代、喘息患者の場合>
幼少の頃から、アトピーで悩まされ、いつも血だらけになるまで皮膚をかいていた30代男性。30代に入ってからは、症状も安定してきたが、寝ようと思って布団に入ると、咳が止まらない。何度も救急病院にいったが、症状の改善がみられない。
30代に入って、仕事もすこし責任のある仕事内容になり、帰宅する時間も遅く、なかなか部屋の掃除もできない状態が続いていた。
笹谷守医師のところで、血液検査によるアレルギー検査の結果。
正常な 0.35以下の値を大きく上回る、
2006年10月
ハウスダスト 49.20
カケヒョウダニ 41.20
という、大きな値のアレルギー反応がでた。
そこで、ハウスダストとダニを少しでも少なくする環境指導を、ねむり家、大郷卓也の指導のもと、睡眠環境の改善をした。
部屋の環境としては、床はフローリング、18年以上使ったベット、ペットの猫。
そこで、まずは、汗染みとへたりきったマットレスのベットをやめてもらい、スノコのベット、そして天然素材の衛生的な寝具に変えてもらい、そして布団を1週間に一度、掃除機で吸ってもらうこと、毎日の掃除の徹底、1週間に一度シーツなどを洗ってもらう。
なるべく、温かいものを食べるようにして、軽い運動などもしてもらった。
その結果
2006年10月〜2007年8月の1年足らずで、ハウスダスト、カケヒョウダニのアレルギー反応が、49.20 → 36.40 41.20 → 37.00 (正常値 0.35)まで落ちて喘息の反応も少なくなった。
まだまだ、正常値までには数値の幅があるが、部屋の環境を整えることによって、喘息の症状の改善がみられることがわかった。
笹谷守医師は、アトピーが治ったと思うと、喘息が発病する、そういった病気のつながりがあるといえるという。その病気だけに目をやらず、食生活、ライフスタイル、睡眠環境、運動なども大きく関わっているといえる。
この研究結果のように、薬だけに頼るのではなく、環境を衛生的に保つことによって、薬の効果も期待できるといえる。現代では、アレルギーのように根本的な治療法がないものが多いので、まずは、その原因(ダニ、ハウスダスト)を少しでも排除することが第一歩につながるといえる。
それにともない、衛生的な睡眠環境を作りことによって、質の良い睡眠が得られ、自然治癒力も高まり、病気の改善につながるのではといえる。